あるとないとでは全然違う⁉住まいの断熱　～基本知識編～

こんにちは！

武内建築の武内です。

住まいの断熱と聞いて、

「なんとなく大切だとは思っているけど、実際はどんな効果があるの???」

と、疑問に思う人も少なくないと思います。

🏠そもそも断熱ってどういうもの

住まいにおける断熱とは、家を外気の影響から守ること。「冬暖かく、夏涼しい」を実現させるものです。

「遮熱」もよく聞く言葉ですが、これは光や熱を跳ね返すこと。

主に夏場の暑さ対策で使います。

冬季ではほぼ意味が無いのでご注意を。

🏠今すぐ断熱すべき3つの理由

断熱のある住まいで暮らすことが、私たちにどのようなよい影響を与えてくれるのか、

3つの視点でまとめてみました。

1　健康な毎日のために

室内の温度差が大きいと、心臓や血管に重大なダメージを与えるヒートショックの原因になります。

また、近年では室内熱中症もよく話題になっていますよね。

家の中の温度差は、健康や生命を脅かすリスクになり得ます。

断熱は、快適さのためだけでなく、安全に暮らすためにも必要なものなのです。

2　省エネ　ー環境のためにー

断熱により冷暖房の消費エネルギーをおさえた家は、

CO2排出量の抑制にも貢献できます。

自分と家族の「快適」を求めることが、めぐりめぐって地球環境への優しさにもつながります。

3　省エネ　ー我が家のためにー

断熱は、家庭の冷暖房費の節約にもばっちり効きます。

家全体を断熱した場合、従来の一般的な家屋の場合と比べて、

電気料金が年間約5万円※の削減になるという試算も出ています。

いかがだったでしょうか。

快適だけじゃない。健康も節約も様々なメリットのある断熱。

目には見えずらいものだからこそ

一度「我が家の断熱」について考えてみてはいかがでしょうか(^^)

次回は、いくつか断熱リフォームをご紹介できたらと思っておりますので、

是非ご参考に。

※年間一次エネルギー消費量から試算

　従来の家：一般的なS55レベルの戸建て住宅を想定（LIXIL調べ）まるごと断熱リフォームの家：HEAT20G2レベル